前期日程入試、私大入試に向けて
大学入学共通テストを終え、ほっと一息…とはならない今日この頃。
ここから私大入試、前期日程と続きます。
受験生は毎日自分ができる最大限の努力をしています。
そんな中、今回の大学入学共通テストで悔しい思いをした生徒もいます。
得意としていた国語の時間に体調不良で一度離席、それが尾を引き、力を発揮できず。
同じく得意としていた英語では、過去問とは問題数が違った箇所でマークミス、15点以上を失ったとのことでした。
「そうか、それは残念だったね。」「これからどうしようか。」「合計で何点だった?」
どう声を掛けよう…と思ったところ、彼は言いました。
「第一志望はきびしい目標だったかもしれないけど、体調不良やミスがなければ、ボーダーに届かないわけではなかった。」
「やっぱりもっと早くから勉強を始め、余裕を持って臨むことができれば、こうはならなかったと思う。」
「学力だけではなく、こう、なんか、これまでの過程も試されるものなんだと実感しました。そう思うと納得できます。」
もっと早くから頑張っていれば…、きっと多くの受験生がそう思う。
でも彼は、納得している。
どちらかと言えば、私のほうが納得できないかもしれない。
「お母さんは、春や夏の様子から考えたら、俺がこうして受験しているという状況になっただけすごいって言ってました(笑)」
「そうなんだ(笑)」
「でも悔しいので、国公立大は受験します。違う大学にしますが、このまま国公立をあきらめる…では悔しすぎるんで。」
私から言えることはありませんでした。
自分でしっかり前を向いて、これからについて伝えてくれました。
あとは最後まで、納得するまで勉強するだけ。
大学受験のエースの受験生に、迷いはありません。
みんな頑張ろう!!
…。
1人愉快な表情の人がいるなぁ(笑)