親の後悔
こんにちは。大学受験のエース長町校の菅野です。
いきなりですが、高校生のお子さんをお持ちの親御さんの中には、自分の子どもにこうしてあげていたらよかったと後悔していることがあるかもしれません。
今日は、勉強面でのそんな後悔について書きたいと思います。
こちらは最近入塾したTくん。
県内トップレベルの高校に進学し、中間テスト後もまったく手を緩めることなく勉強しています。
なんの問題もないように見えますが、入塾の際、お母さまはこうおっしゃっていました。
「国語がずっと苦手で、今回のテストでも国語の点数が一番低くく、小さいころから速読をやらせてあげていればよかったと後悔しています。」
「今からでは遅いかもしれないけど、本人に速読の体験をすすめてみたら断られてしまった。どう思いますか?」
私も人の親です。
子どもにとって、良いと思うものをやらせてあげたい気持ちは分かります。
また、多くの親が、子どもがやりたいことは基本的にはやらせてあげたいとも思っていると思います。
良い親になろうとし、自分は子どもにとって良い親だろうか?
そう考え、良い親であったと思いたいと思います。
だからこそ、もし子どもから「なんで〇〇させてくれなかったんだよ。」なんて言われたら、計り知れないショックがあるでしょうし、もっと良いことをしてあげることができたのではないかと後悔もするかもしれません。
ただ今回の場合、そんな心配はまったくありません。
T君は自分の弱点の国語を克服しようと努力していますし、答案を見るに、その兆しも見て取れます。
T君は自分で振り返り、客観的に判断し、課題を見つけ、克服する努力をしています。
これを自分で行える高校1年生はそうはいません。
ここまで立派に育ったのはお母さまのおかげです。
こんなT君なら、弱点克服に速読が良いか自分で調べることもできますし、良いと判断すれば自ら申し出るでしょう。
速読が悪いわけではありませんが、T君の場合もう必要はないと思います。
速読をしなかったから国語ができない、なんてT君は思っていません。
最後に。
そもそも自分が勉強できないのは親のせい、なんて思う子どもはいません。
勉強できないのは勉強をしない自分のせいだと子どもは思っています。
だから、勉強面で後悔されているお母さまがいらっしゃいましたら、後悔なんてしないで、勉強をしよう!と子どもが思ったときに、そっと背中を押してあげてください。
子どもが困ったときに支えてあげる、応援してあげる、親にしかできないことをしてあげるのが一番だと思います。
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